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各種心理技法について

ゲシュタルト療法とは…

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ゲシュタルト療法は精神科医パールズが提唱した心理療法です。この療法はクライエントが自分の欲求を「形」にして表現したり、人や物事を「全体」として捉えることで、中途半端だったり、まだ終わっていない経験を「完結」へ目指し、まとまりのある方向へ人格の「統合」を行うことを目的としています。

ゲシュタルト療法では意識に昇ってくるものを「図」と呼び、意識されないものを「地」と呼びます。
例えば、このサイトをご覧頂いている方にとってはこのサイトは「図」です。そこであなたはトイレに行きたくなったとします。これは「トイレに行きたいという欲求」が図に上がってきた状態です。
健康な状態の人であれば、「トイレに行ってから続きを見よう」とか「もう少し見てからトイレに行こう」という選択をします。トイレが済めば「トイレに行きたいという欲求」は満たされますから「地」へ戻ります。
自分にとって今、どちらを優先させるべきか、どういう選択が有効かを判断することで自分の欲求が満たされるわけです。
病理的状態というのは、どちらも選択できず立ち往生している状態です。

またゲシュタルト療法で使われる言葉に「いま・ここ」があります。
相談場面においていままさに経験しつつあるもの、この場で起こっている状態ですが、ゲシュタルト療法ではこの「いま・ここ」を重視します。

クライエントの話す問題はトラウマ的体験であれ過去に起因する問題です。しかし、問題は過去の出来事をクライエントが現在も引きずっているということです。
また不安神経症であれば、その問題は未来を先取りしたものです。未来に起こるかもしれない出来事をクライエントは現在において不安や恐れを持っているということです。
過去や未来のことを現在という時点で問題にしているということです。
過去も未来も介入することはできません。解決したり、経験できるのは現在しかないということになります。ゲシュタルト療法ではトラウマや未来の不安を「いま・ここ」で再体験したり、先取り体験したりします。これはもっぱら現在を生きるようになることに主眼が置かれているからです。

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