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看護・介護とカウンセリング看護・介護で活かす『受容』と『共感』
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カウンセリングで最も大切な能力とされるのが『受容』と『共感』
クライアントが心を開いてくれるかどうかが試される瞬間です―
『受容』とは一言で言えば、クライアントの心をあるがままに受け止めることです。
言葉で言えば簡単ですが、否定的な考えやマイナスの感情といったものを全て受け止めることは容易なことではありません。
そして『共感』。
苦しいね、ツライね―同じ言葉であってもその苦しさ、ツラさは千差万別。本当の苦しさ、ツラさは本人でしか分らないかもしれません。
それでもカウンセラーはそのクライアントの心を感じ取ろうとします。
この『受容』と『共感』があって初めてクライアントは心を開き、カウンセラーは援助者となって、共に障害を乗り越える道を歩き始めることになります。
その道は決して平たんなものではなく、しかも一つとして同じ道はありません。
ではなぜカウンセラーはその道を進むことができるのか?
それは人間の心の回復力を信じているからです。
医療が人間の生命力、肉体の回復力を信じて行われるのと同じく、カウンセリングも人間が本来持っている心の回復力を前提として行われます。

前向きに生きよう、自分らしく生きようとする力は病気に直面した時に何より必要になってきます。でも日常と違った環境に置かれ、病気の不安・恐怖に押し包まれた時に平常心を保っていられる人間がどれだけいるでしょうか?
不安や恐怖、閉ざされた心が頻繁なナースコールやワガママな振る舞いにつながってはいないでしょうか?
そういう場面でこそ『受容』と『共感』が求められているのではないかと思います。
そして患者さんとのコミュニケーション力を高めることは、とりもなおさず看護師さん自身の成長にもつながっていきます。
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